予想が終われば次はいよいよ購入です。
ここではある一つの架空のレースを元にして解説したいと思います。
このレースでは@がダントツ人気で、連(2着以内)は外しそうにありません。
その他は印のある馬が2着以内に来そうな感じ、と予想しました。
ここで馬連を買うなら…
1-4
1-6
1-7
1-8
1-10
の5点を買うことになります。
マークシートを塗るには
↓クリックで拡大↑
となります(場名、金額等省いてあります)
このマークシートの塗り方も正解です。
が、もっと便利な方法があります。
それが「ながし」です。
上記の例では、@の馬を「軸」に「相手」5頭に流すので「ながし」と言います。
実際にマークシートに塗ってみます。
クリックで拡大↑
どうですか?こちらの方がラクチンでしょう?
同じように馬単でも流しは使えます。
馬単の場合は1着と2着の順序が必要になりますので、塗り間違えにはご注意を。
もちろん3連複、3連単でもながしは使えます。
同じ要領で、軸にしたい1頭または2頭を決めて相手に流します。
ただ、この3連複と3連単は相手の頭数分以上に購入点数が増えます。
下記を参考にして、予算を考えて購入しましょう。
3連単ながし組み合わせ表
3連複ながし組み合わせ表
連単のながし場合、「マルチ」という塗りつぶす欄があります。
クリックで拡大↑
このマルチを塗っておくと、着順が逆(馬単なら1着と2着、3連単なら1・2・3着それぞれ)になっても的中となります。
もちろんその分の購入点数は増えます。
つまり、馬単の1-4のみを購入する際、マルチ欄にチェックを入れておくと、
1着4番、2着1番の4-1でも的中になります。購入点数は2点となります。
上の例のように、馬単ながしで5点購入にマルチを入れると倍の10点になります。
3連単の軸1頭流しの場合は、軸が1着に来て相手に買った馬が2・3着に来て的中となりますが、
マルチにチェックした場合は軸で買った馬が2着でも3着でも的中となります。
つまり購入点数も3倍となるわけです。
詳しい点数は上記の組み合わせ表を参照してください。
次に説明するのは「ボックス」です。
同じこのレースを例に説明します。
先ほどは@が連は外さないだろうと予想しましたが、
今回は印の馬全馬にチャンスがありそうだと予想しました。
買い目はこうなります。
1-4 4-6 6-8
1-6 4-7 6-10
1-7 4-8 7-8
1-8 4-10 7-10
1-10 6-7 8-10
合計15点になります。
こんなにマークシートを塗るのは面倒。
でも印の付いた6頭全部が2着以内に来そう、絞りきれない。
こんな時に「ボックス」で購入します。
クリックで拡大↑
このマークシート1枚で、上記の15点全部と同じ買い目になります。
これが「ボックス」という買い方です。
もちろん馬単、3連複、3連単全てに使えますが、ながし以上に購入点数が増えます。
と同時に的中確率も上がりますが…
ボックスをカンタンに説明すると、塗りつぶした馬のうちどれが来ても的中!となります。
(馬連、馬単なら2着以内、3連複、3連単なら3着以内)
ここからは一番ややこしいフォーメーションの説明です。
まず「フォーメーション」という単語だけ覚えておいてください。
どんな時に使うかを説明します(3連単の場合)。
同じくこのレース。3連単を買うパターンで説明します。
@は1着は堅そうだ。でも2着の可能性も少しは…3着はないだろう。
○印のCはもしかしたら1着もあるかもしれない。2着3着は堅そうだ。
▲印のFは2着か3着だろう。
△印のEGIは3着候補だ。
まとめると
1着候補:@C
2着候補:@CF
3着候補:CEFGI
と、かなり深く予想しました。
この場合はながしで1着を固定するわけにもいかず、ボックスでは3着候補が1着に入る目もある。
買いたい目を一つずつ塗るのは手間がかかりすぎる。
こういう時に「フォーメーション」を使うのです。
塗り方はそのままで
クリックで拡大↑
となるわけです。
この場合ですと買い目は15点となります。
このフォーメーションは便利なのですが、事前に買い目が何点になるか計算するのが非常にややこしい。
上の例のように1着と2着、または2着と3着にダブった馬番が入っているのでなおさら。
計算できる式はあるのだろうと思いますが、方程式的にややこしいと思います(笑)
で、私はこのサイトを利用しています。
かなり助かってます。
以上が馬券の便利な買い方でした。